きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『妻は告白する』(1961・大映)

北穂高の岩壁で遭難した三人のパーティー。岩にしがみついた若い男の体に宙吊りになった二人の体重がかかる。一番下に夫、真中に妻、そして若い男は妻の愛人。妻はナイフを取り出しザイルを切り離す。妻と愛人は助かり事件は法廷へ持ち込まれる。殺人か!自己防…

『星は何でも知っている』(1958・日活)

天才作家として持ち上げられていた嵯峨栞は、マネージャーの目をごまかし夜の盛り場へ飛び出す。金を持たずに飛び出してしまった栞を救ってくれた五郎と楽しく遊ぶ姿は天才作家の面影がない。その時、ジャズ喫茶のステージで歌っているのが幼馴染の平戸昌彦…

『二人の銀座』(1967・日活)

公衆電話での会話を終えた瀬川マコは、順番待ちをしていた大学生・木村健一に顔をそむながら表へ出た。健一はそこでマコが落とした楽譜をみつけ後を追ったが、マコの姿は既に見えなかった。お針子の乙女と学生バンドマンが、逆境の作曲家が作った曲をヒット…

『東京の暴れん坊』(1960・日活)

銀座のキッチン「次郎」の若主人・清水次郎(小林旭)は、フランス料理の名人かつ元レスリング選手の美男子。そんな次郎の大学の後輩である、銭湯松の湯、秀子の一家は、銭湯を改造して大ソープランドを作ろうとする代議士・浅井の誘惑を受けるが。(Prime V…

『若草物語』(1964・日活)

若い後妻を持った父親の勇造を気遣って、高村家の由紀、しずか、チエコの三人姉妹は、東京へ嫁いだ長姉・早苗のところへ家出を決行した。年頃娘三人に突然飛び込まれた早苗と夫・宏一の生活はかきまわされ、しぶしぶ貯金の一部を出してアパートを借りてやる…

『最高殊勲夫人』(1959・大映東京)

杏子は、ごく普通の家庭・野々宮家の三女。三原商事の社長・一郎と結婚している長女・桃子と専務・二郎と結婚している次女・梨子は、三原家三兄弟の三男・三郎と杏子を結婚させようと画策する。勝手に進められる結婚話に腹を立てた杏子は「断然結婚しない」…

はじめました、旧作邦画初心者・キタハラです

なんとなく、なのですが、より個人的なことを書ける場所を探していまして、まさかの2023年にブログを始めることにしました。 カクヨムとエブリスタやってんのに! noteもやってんのに! ちゃんと更新できるのか、というか忘れやしないかと不安なのですが、ひ…