きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

森繁久彌

『水戸黄門漫遊記』(1969・東宝)

幾度となく映画化されておなじみの水戸黄門の諸国行脚を森繁久彌はじめ喜劇人総出演で描く。撮影中、千葉は心臓発作を起こし、健康不安を抱えることになったため、本作が最後の映画作品となった。以後の千葉は東宝製作のテレビに活動の軸足を置くことになる…

『街の灯』(1974・松竹=田辺エージェンシー)

ポン引き稼業の男とブラジル帰りの老人とアイドルに瓜二つの少女の珍道中を描く人情喜劇。苦節の人生を経た老人役の笠が想定外の怪演! (神保町シアターホームページより引用) 監督:森﨑東 出演:堺正章、栗田ひろみ、笠智衆、森繁久彌、財津一郎、フラン…

『續 チャッカリ夫人とウッカリ夫人 底抜けアベック三段とび』(1952・新東宝)

夫が同じ会社勤めのチャッカリ夫妻(田崎と轟)とウッカリ夫妻(田中と折原)。そんな両家に迷惑な居候が押しかけるが…。居候の森繁は町内会の相撲大会、暁テル子は唄で大活躍。2人の就職もうまくいった矢先、伴淳のデタラメお化け話が町内を騒がせる。金語…

『森繁のやりくり社員』(1955・新東宝)

ラジオプロデューサーの森繁はスポンサー獲得に奮戦中。家庭では働く妻と家事を分担しているが、家の主導権は徐々に妻に…。ドジでも金欠病でも明るく歌ってポジティブに生き奮闘するサラリーマン・ミュージカル・コメディ。高島忠夫、杉葉子、久保菜穂子の他…