きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

川口浩

『スーダラ節 わかっちゃいるけどやめられねぇ』(1962・大映)

立身出世を夢見て、晴れて新入社員となった石橋信一と夢田春男の2人の青年。ところが入社早々、社長とその令嬢の渡米が決まり、有能な独身社員がお供に選ばれることになったからサア大変。 涙ぐましい社内競争が始まった。 (Prime Videoより引用) 監督:弓…

『闇を横切れ』(1959・大映)

美人ストリッパーの絞殺死体の傍らに倒れていた革新党候補者。政界のスキャンダルに報道機関は色めき立つが、西部新聞の石塚だけは上司の高沢の支持で独自に調査を始め…。敏腕編集局長・高沢を演じた山村聰のカッコよさに痺れる。音楽を一切使わず、最初と最…

『妻は告白する』(1961・大映)

北穂高の岩壁で遭難した三人のパーティー。岩にしがみついた若い男の体に宙吊りになった二人の体重がかかる。一番下に夫、真中に妻、そして若い男は妻の愛人。妻はナイフを取り出しザイルを切り離す。妻と愛人は助かり事件は法廷へ持ち込まれる。殺人か!自己防…

『最高殊勲夫人』(1959・大映東京)

杏子は、ごく普通の家庭・野々宮家の三女。三原商事の社長・一郎と結婚している長女・桃子と専務・二郎と結婚している次女・梨子は、三原家三兄弟の三男・三郎と杏子を結婚させようと画策する。勝手に進められる結婚話に腹を立てた杏子は「断然結婚しない」…