邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【風呂グ】代々木八幡「八幡湯」

(写真撮り忘れた) 代々木公園の自転車屋、「ブルーラグ」で買い物した。友達へのプレゼントである。 からの、代々木八幡参拝。ここの出世稲荷は有名らしい。あ、そもそも『御宿かわせみ』の作者である平岩弓枝さんのご実家なので、作家になれる神社! と勝…

【風呂グ】西荻窪「天狗湯」

またもや西荻である。喫茶で原稿を書き、風呂というのが定番になってきた気がする。いや、原稿前に西荻で用事あったんだけど。 というわけでまたもてくてく歩いて、今度は天狗湯さん。 さて、やっぱり天井高いのていいね。銭湯って感じがする。前回の秀の湯…

【風呂グ】西荻窪「秀の湯」

西荻窪に行く用事ができた。で、用を済ませてなにすっかというと、せっかくだからご当地の湯である。 で、検索して見つけたのですが、あら、駅からは意外と歩くかも。Googleマップを何度か確認しながら進む。青梅街道までいき、その先まで。 ああなんか昔な…

【風呂グ】表参道「南青山 清水湯」

表参道である。 ポルシェの路面店手前を曲がると、そこには銭湯があった! 券売機でチケットを購入、タオルはフェイスとバスのセットか。 バスタオルいらないけど楽だしいっか、表参道だし気分はラグジュアリーである。 入ってみるとなんか、変な話ですみま…

【風呂グ】高田馬場「世界湯」

高田馬場に降りてしまった。 総武線に乗っていたら、中野の先が、あら、落合? 東西線方面だったわけである。 せっかくなので高田馬場をうろついてみるも、その日は早稲田松竹で観たいものもないし、早稲田の方にいくのもちょっと遠い、というかくたびれる。…

【風呂グ】野方「たからゆ」

野方でマッサージを受ける。からの、喫茶店で作業をするも、まーったく捗らず眠い。 家に帰って寝ればいいのか? 睡眠が足りないのでは? と言われてたし。 いや、ここはさっぱりしたいかもしれない。最近シャワーばっかだったし。汗臭いのもよくない。 風呂…

一年経過してしまいましたので今後の展開など

昨年の9月22日にブログを開設し、映画の感想、というか印象、というか。あんまり参考になるわけでもなさそうなことをつらつらと書いてきました。ほぼ備忘録! 読んでくださるみなさま、ありがとうございます。 休んだりしつつも、なんやかや一年! すげえ。…

『お母さんが一緒』(2024・クロックワークス)

ペヤンヌマキが主宰する演劇ユニット「ブス会」で発表された同名舞台を橋口亮輔監督が自ら脚色し、ホームドラマチャンネル開局25周年で制作されたドラマシリーズを再編集して映画化。親孝行として温泉旅行に母親を連れてきた三姉妹の姿をユーモアに描く。『…

『八月の濡れた砂』(1971・日活)

真夏の湘南を舞台に、やり場のない衝動から暴走する少年達を活写し、暴力とセックスにまみれた退廃的な青春を描いた問題作。日活がロマンポルノ路線に移行する直前の最後の作品。石川セリが歌った主題歌も有名。 (神保町シアターホームページより引用) 監…

『悦楽』(1965・創造社)

山田風太郎の小説「棺の中の悦楽」を映画化した創造社の第1回作品。広告会社に勤める脇坂(中村)のもとに、彼がひそかに想いを寄せていた少女・匠子(加賀)の結婚の知らせが届く。ショックを受ける脇坂の前に、かつて彼が匠子のために犯した殺人を目撃した…

『夕暮まで』(1980・アートセンター)

妻子ある中年作家が、ヴァージンを標榜する女子大生と知りあい、性交渉を伴わない奇妙な不倫関係が始まる──。「夕暮れ族」の流行語を生んだ吉行淳之介のベストセラー小説を映画化。桃井かおりと伊丹十三の主演で話題をふりまいた。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホーム…

『青春残酷物語』(1960・松竹大船)

高校生の真琴(桑野)は、仲間との火遊びのトラブルで大学生の清(川津)に助けられ、恋仲となるが――。松竹ヌーヴェル・ヴァーグの発火点となり、新鋭監督・大島を時代の寵児へと押し上げた衝撃の大傑作。 (神保町シアターホームページより引用) 監督:大島渚 …

『砂の女』(1964・草月会)

砂丘に昆虫採集に来た教師自身が砂に囚われ逃げられなくなる。安部公房の個人主義や近代社会への疑いを、脱出を諦め砂の男に変わっていく教師の存在で表現している。寄生する生物のような砂の恐さと美しさ、肌に汗と砂がまとわりつく岸田今日子の官能、素晴…

『他人の顔』(1966・草月会)

安部公房・武満徹・粟津潔に加え美術に磯崎新を迎え日本のアートが結集。ベルイマン『ペルソナ』やフランジュ『顔のない眼』に並ぶ顔と自己同一性をめぐる物語。病院の造形のカッコよさと看護師の岸田今日子の存在感、顔半分をケロイドで覆われた美少女(入江…

『燃えつきた地図』(1968・草月会)

安部公房と勅使河原の組み合わせによる最後の長編作品。疾走した男を探す探偵が次第に自分自身を見失い都会の迷宮に飲み込まれる。勝新は自ら選んだ作品でくたびれた探偵を好演。壊れかけたような女を演じる市原悦子、失踪人の同僚を演じた渥美清も素晴らし…

『おとし穴』(1962・草月会)

安部公房と初めて組んだ勅使河原宏初長編。炭鉱、貧困、瓜二つの男、白いスーツの殺し屋、見捨てられた集落にひとり残る女、それらを眺めている幽霊。粟津潔によるカッコいいタイトルと前衛的でシュールな映像に加え、武満徹、高橋悠治、一柳慧によるプリペ…