きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

成人映画

『おひとりさま 三十路OLの性』(2008・ネクストワン)

村上春樹の小説『アフターダーク』に触発され監督自身が脚本を書いた本作は、暗い退廃と残酷な暴力の匂いが漂っている。既に監督デビューしていた黒川幸則やカジノが演出部として協力している事や、日活の若手編集部の参加にも注目。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホー…

『巨乳熟女 本番仕込み』(1993・獅子プロダクション)

(改題:菊池エリ 熟女の時間で…イッて!) ビデオの「シスターL」で人気を得た元祖アイドルAV女優菊池エリ。バブル時代の女性を象徴するようなボディコン姿が眩しい。当時、批評家として頭角を表し始めていた切通理作が脚本。エクセスでは数少ない、伊藤猛の…

『肉屋と義母 うばう!』(2005・ネクストワン)

80年代にロマンポルノで活躍した三東ルシア。一時期芸能界を引退していたが、2003年緊縛写真集を出版し復帰。本作は、復帰後唯一の映画出演作。大学講師役の三東ルシアが逞しい肉屋の男に惹かれていく様が官能的に描かれる。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページ…

『義母の長襦袢 淫らな匂い』(1996・プロダクション鷹)

ノーパン喫茶で一世を風靡し、1984年ロマンポルノ『イヴちゃんの花びら』でスクリーンデビューしたイヴ(神代弓子)は、エクセスでも15本の最多主演数を誇る。本作では、珠瑠美監督とのコンビで、若きイヴの姿が堪能できる。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページ…

『人妻セックス地獄』(1974・東映京都)

売春地獄に陥れられ、人生を破壊されたセレブ妻の戦慄と復讐──。石井輝男監督とのコンビで知られる掛札昌裕が一色爆というペンネームで脚本を担当した異常性愛サスペンス劇場。主演は東映ポルノ路線で活躍した女屋実和子。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページよ…

『OL日記 濡れた札束』(1974・日活)

ハイミスの銀行員がふとしたきっかけから性の歓びを知った時、彼女の生活は一変。罪の世界に溺れていく──。前年秋に発覚した滋賀銀行巨額横領事件がモデル。中年女性の哀切極まる孤独感を表出させた中島葵、一世一代の名演技。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームペー…

『 昼下りの情事 変身』(1973・日活)

花屋の少年が一途な想いを寄せた清楚系OLは高級コールガールという夜の顔をもっていた──。初期の田中登監督は自己の分身として風間杜夫を好んで起用。その翳りと屈折した表情が若い女性ファンに熱烈に支持された。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用)…

『恋狂い』(1971・日活)

長い航海を終え久々に帰宅した夫。だが待ちわびているはずの新妻の姿はなく、行方がわからなくなっていた──。加藤彰監督の鮮烈なロマンポルノ第一作で、脚本小早川純も加藤の変名。彷徨うヒロインにぴったりな浅川マキの歌。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページ…

『驚異のドキュメント 日本浴場物語』(1971・東映京都)

母の命と引き換えにこの世に生を受けた男が、日本古来の温泉場に郷愁を覚えて風呂行脚の旅へ。全国の名湯秘湯からアイデア浴場、さらにはトルコ風呂の㊙……ついに彼がみつけた究極の風呂とは。中島貞夫監督による風俗ドキュメント第二弾。 (ラピュタ阿佐ヶ谷…