きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『帰って来た若旦那』(1955・東宝)

アメリカ留学から帰ってきた老舗カステラ屋の若旦那・鶴田浩二と、新興ベーカリーの一人娘・司葉子をめぐるユーモラスな恋愛葛藤。親同士が商売敵!昔気質のがんこ者・柳家金語楼VS豪傑女社長・清川虹子の対決もみもの。

ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用)

 

監督:青柳信雄

出演:鶴田浩二/司葉子/柳家金語楼/清川虹子/北川町子/藤間紫/平田昭彦/千秋実

主演の鶴田浩二が後半に登場ってのもなんか面白い。というか、けっこうそわそわ。鶴田はアメリカ留学中。実家のカステラ屋は清川のベーカリーショップに押され気味、金を払わなくては奪われてしまう! しかし一番の悪は清川のバックにいる男。すべてを手に入れようとしていた。

さて、鶴田と清川の娘の司は恋仲。しかし親父は別の娘と結婚させようとしていて、という恋愛沙汰と、店の存続をかけた戦い!

最終的にはハッピーエンド。なんだかほんわか。ところでカステラ食べたくなってきた。絶対あの店のカステラ、うまいよ。