邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『新鞍馬天狗』(1965・大映)

動乱の幕末、京洛の巷では、連日倒幕に命を賭ける各藩の志士達と新選組との血で血を洗う死闘が展開されていた。その闘争の真っ只中に忽然と現れ、志士達を助けて活躍する鞍馬天狗と名乗る覆面の武士がいた。

(Prime Videoより引用)

 

監督:安田公義

出演:市川雷蔵/中村玉緒/藤巻潤

ちょうど先日(つってもかなり前か)、大佛次郎の記念館に行ったところなのでタイムリーってことで。

ときは幕末の京都、新撰組桂小五郎を狙っている物騒なときである。桂を守る正義のヒーロー鞍馬天狗

ところで桂役の藤巻潤もいいけど、江戸からやってきたおさむらいで、冒頭雷蔵と雨宿りで仲良くなる青年、中村敦夫が可愛らしい。

中村玉緒の愛した男が弟の仇、っていう難しい芝居もよいけれど、市川藤巻中村と好男子たちを愛でるのも一興。

忘れちゃならないのは、鞍馬天狗が拾った少年。なかなかいい芝居。