関西ストリップの女王として一世を風靡、「反権力のシンボル」として支持された一条さゆりの半生をドキュドラマに。独特の神代辰巳タッチで一躍注目され、成人映画の枠を超えて高い評価を得た。新人ストリッパー・伊佐山ひろ子の強烈な輝き。
(ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用)
監督:神代辰巳
出演:一条さゆり/伊佐山ひろ子/白川和子/絵沢萠子/高橋明/粟津號/中田カウス/中田ボタン/小沢昭一
秋のラピュタ阿佐ヶ谷は『日本映画監督プレゼンツ”時代と切り結ぶ”映画作家たち&「映画監督って何だ!」』である。「映画監督って何だ!」も観ておきたかった〜。
さて、で西荻窪での用事の帰りに行ってまいりました。
一条さゆりのストリップシーン、すごいね〜! エロスの極みですよ。一度ストリップ行きたいんだよね。高田文夫先生と野末陳平先生もめちゃハマった(って神田伯山のラジオで聞いた)らしいし。
さて、新人の伊佐山ひろ子は大人気の一条さゆりに敵意を燃やし、しょうもないいじめを繰り返している。そしてヒモの男を変え、警察に捕まり、レズビアンショーからソロへ転身していく。おべっかを使ってみてもさらりと牽制するさゆりにムカつき、ジェットコースターに乗ってセックスする始末。そう、主人公は「一条さゆりに嫉妬する新人」なのである。そこが面白い。
さて、ラスト一条さゆりの引退公演で、さゆりは公然わいせつでつかまることに。伊佐山も、というところでトランクに隠れるのだが、小便を漏らしてしまい捕まる(坂道を下っていくトランクのドキドキよ!)。最後警察署に全裸になる伊佐山。
いやあ、観れてよかった。最高でした。