邦画と銭湯

映画を観て風呂に入るブログ

【風呂グ】野方「たからゆ」

 野方でマッサージを受ける。からの、喫茶店で作業をするも、まーったく捗らず眠い。
 家に帰って寝ればいいのか? 睡眠が足りないのでは? と言われてたし。
 いや、ここはさっぱりしたいかもしれない。最近シャワーばっかだったし。汗臭いのもよくない。
 風呂に入るべきではないのか?
 荻窪のほうに以前よく通ったスパ銭があるんだけど、なんやかや遠いな、新宿の照まー湯、うーん、早くすっきりしたい。
 何の気なしに銭湯を検索してみると、店の近所にあるじゃん!
 というわけで、野方の「たからゆ」へいくことになった。
 ひさしぶりの銭湯である。入ってお金出そうとしたら、券売機でかってくださーい、とのこと。あ、そういうシステムね
 風呂上がりにのんびりできるように椅子もあり、でっかいテレビも壁にある。飲み物が充実しているっぽい。あとでのおたのしみにしよう。
 風呂場のドアの横に冷蔵庫が。なんと、持ち込みのドリンクを入れることができるらしい。こんなの俺が昔通ってた頃はなかったぞ!
 なんか充実しすぎではないか?
 けっこう室内は凝縮されているかんじ。さっさと身体を洗って、ひとまず全ての風呂に入ることにする。
 露天風呂コーナーが空いてたのでひとまず見渡して。屋外、といっても曇りガラスに覆われているが、一部開けられている。椅子に座ってサウナの後の外気浴ってのをやってる。
 シルキーバス、じいさんたちの床屋政談ならぬ銭湯政談をきく。つぎの自民党の総裁は、とか
 水風呂はラドン泉である。なめらか〜。でもただただ首までつかるのが一大事である。こちらサウナは別料金。サウナっていまだにわかんないんだよね。流儀が。なんで敬遠しがち。
 こりゃこのあと暑い風呂に入りたいね。
 屋内の風呂に入ったら、ん? もっとぬるい。壁の説明を見てみたら炭酸泉だった。
 ぎゃくにいい、ってんでつかる。
 炭酸泉って長居してしまうんだけど、ここの皆さん方はけっこう短いスパンで出ていく。自分が一番長く入っている状態に。
 ちょうどサウナと水風呂が見える人々はどんどん出ては入っていった。
 ジャグジーにも入り、まあ全部入ったなってんで、でることに。
 昨今の銭湯って感じでオリジナルグッズも売っている。あと、東京都浴場組合の公式キャラクター「ゆっポくん」。こいつ、ついにぬいぐるみまで販売してやがったのか。正直この真っ白なキャラクター、何者なのかわからん。湯気のばけものなのか? ホームページには書いてあるのだろうか。でもそこまで知りたくもない。
 逆にわかんないやつのままがいいかも。
 出て、ドリンクを、と思ったら伊良コーラが。おいしいよね。
(けっこうこのあとも伊良コーラを売っている店があって、なるほど、銭湯界隈でプッシュしているらしい)
 あとからやってきたおやじがビールを買っていて、いいな、ビールもとうらめしく見ていたら、冷凍食品も販売しているらしい。レンチンできるし、軽食もできる。
 さて、外に出てみると、風が気持ち良い。そして、なんか気が晴れた。
 こりゃいいかもしれない、ひさしぶりに銭湯。

 こうして俺の銭湯放浪記(ってタイトルのサイトあるよね)が始まったのだった。
(2024.8.28)