きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『若い豹のむれ』(1959・日活)

日刊スポーツ連載小説、秋永芳郎原作映画化、マイト・ガイ、アキラの魅力を爆発させる青春アクション巨篇。

(Prime Videoより引用)

 

監督:松尾昭典

出演:小林旭/沢本忠雄/待田京介/青山恭二

 

小林旭は大学生、ボクサーチャンピオンを目指している。そして愛する人は、死んだ兄貴の嫁さんだった人(渡辺美佐子)。その人は旭がチャンピオンになるのを夢見ていた。

そんななか、大学の同級生の父親とその人が結婚することに。くさくさした夜の街を歩いていた時、同じボクシングジム通っていた沢本に唆され、ヤクザを紹介されあまつさえ酔った勢いで白木マリさんと……。

ヤクザに見込まれた旭は沢本の借金のため、裏の仕事を手伝うことに。

 

面白かった。ふとしたきっかけ、ちょっとした気の緩みで闇堕ち(?)していく旭。

しかし、渡辺美佐子さんの美しさ、稲垣美穂子さんのかわいらしさを凌駕する、白木マリさんのいい女っぷり!

撃たれて死んでしまう白木マリを、目に怪我をしながら抱き寄せる旭よ。

最後は渡辺美佐子が旭を追いかけてくるわけだが。

その砂浜のシーンも美しい。