きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『親分(ボス)を倒せ』(1963・東映東京)

金の誘惑に負けギャングに身を堕とした元刑事が、殺人現場を目撃した弟を守るため、組織を裏切りボスに挑む。ウィリアム・P・マッギヴァーンの『悪徳警官』を翻案、高倉健主演で描いたハードボイルド・アクション。

ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用)

 

監督:石井輝男
出演:高倉健/三田佳子/沢本忠雄/南廣/金子信雄/杉浦直樹/根岸明美/平幹二朗/千田是也

はっきりいいます。高倉健、かっこよ!

いや、じつはヤクザものの高倉健とか「あ〜、かっこいいっすねえ」って言いつつも、いまいちその魅力がわかんなかった。申し訳ないです!

しかし、健さんといったら、女性はおろか、男の憧れである(代表として、横尾忠則さんとか)。僕も、これ観て憧れました。

弟が沢本忠雄なんだが、二人どう考えても似てない。DNAって不思議だな〜(笑)。

正義感の強い警官の弟を守る、健さん。そして悪玉、千田是也! とのラストの対決!

いやほんと、観終わって、ブロマイド買おうかと思った。

高倉健は男の憧れ、顔とか身体とかもだし、「高倉健が演じる男」のマインドに憧れるんだろうな〜。ある意味、本当に申し訳ないこと言いますけど、男のオナペットですよ。愛さずにいられないってやつです。

ヒロインがいようが、健さんが、ヒーローとヒロインの二役やってるようなもんです。観客目線では。

そして石井輝男監督、超かっこいいな。きざなセリフといかした画面、ごちそうさまです!(なにがだ)