邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『闘いつづける男』(1961・日活)

世界チャンピオンの栄光の道へ挑戦する一ボクサーとトレーナーのきびしい生活を描く本格的ボクシング映画

(Prime Videoより引用)

 

監督:西河克己

出演:和田浩治/葉山良二/吉永小百合/白木マリ

 

ボクサーの和田はチャンピオンになるためにトレーニングを続けていた。その実力をみそめた白木マリが、コーチが必要、とかつては栄華を極める寸前までいった葉山をスカウト。飲んだくれてた葉山だが、夢を託すとコーチを引き受けることに。

で、このまま青春! ボクシングもの! となってもいとこだが、そうはいかない日活。やっぱりというか八百長をもちかけられ、おやっさんの借金で脅す、しまいにゃ試合寸前に吉永小百合を誘拐!

なんとかかんとか勝負にかたがつき(相手役の郷もいけすかないけどボクシングにかける情熱は本物、ってことで)、吉永小百合を救い出し、万事解決。

ロードワークし駆けていく和田でおしまい。

 

ところで葉山×白木のカップリングもなかなか実物。葉山がかつて負けたのは、妻のためだった、とか。白木が最後に葉山の妻の香水をさりげなく身に纏うとこも、ちょっといいよね。