きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『情無用の罠』(1961・東宝)

ムショ帰りの佐藤允が惚れた名前も知らないコールガール(水野久美)。殺人者に仕立て上げられた佐藤のアリバイを証明できるのは彼女だけだが…。 警察も真相に気づきはじめる中、佐藤は女の居所を探る。佐藤と水野を執拗に追う黒手袋の男(田中邦衛)の不気味さも光るスタイリッシュ・サスペンス。果たして真犯人は誰だ!?

シネマヴェーラ渋谷ホームページより引用)

 

監督:福田純

出演:佐藤允/中谷一郎/水野久美/浜美枝/平田昭彦/中丸忠雄/田中邦衛

いまは更生してダンプの運転手となった佐藤だが、愛した女が死んだと告げられる。死体を見てみると、この女は違う!

あの女はどこにいるのか。そして彼女は実は病気の夫のために、悪い連中の手先となっていたのであった。で、悪い連中とはどいつだ? 佐藤のことを親身に思っている男が実は。

にしても田中邦衛、すごい。冷酷なんだけどちょっとへまな殺し屋である。

にしても佐藤充、いいやつだな。給料のたびに自動車のおもちゃ買うの。で、好きな女にプレゼントとかしちゃうしさ。