きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『続々 大番 怒涛篇』(1957・東宝)

シリーズ第三作。日中戦争の激化によって相場は低迷。借金まで背負った“ギューちゃん”は失意のあまり故郷に戻るが、統制品の値上がりを目にして闇商売で儲けると、今度は大阪で株取引を再開する。新たに山茶花究等のキャストを加え、ますます快調の大阪上陸篇。

ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用)

 

監督:千葉泰樹

出演:加東大介/淡島千景/原節子/青山京子/仲代達矢/平田昭彦/太刀川洋一/三木のり平

このシリーズを毎週末に阿佐ヶ谷まで観に行ったときは、もうメンタルが最悪で(笑)、ぎゅーちゃんの頑張りに励まされるようだった。

さて、毎度お馴染み借金抱えて田舎に帰ったものの、田舎じゃ地元の名士である。そんなとき、船を使って大阪まで荷物を持ちコミ、ヤミの仕事をすることになったギューちゃん。手腕を発揮し儲けたものの、みかんを腐らせたり、元締めの山茶花究とやりあったりと大騒ぎ。

しかしそんななかやってきた淡島から、大親友の仲代達矢が戦地に赴くことになると聞き……。

電車での別れのシーン、めちゃくちゃ泣ける。なんでだだろうか。ぼくが男同士の友情に飢えているからか!?

戦争が始まる。

このとき、再び大勝負をかけるギューちゃん、しかし目論見はずれ……。

さてついに次回は完結編。戦争は、ギューちゃんたちはどうなるのか。

 

(お知らせ)

裏垢もやってます。こちらはどっちかっていうと日常のどーでもいいことをつらつらと。

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