邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『君に捧げし命なりせば』(1990・大蔵映画)

昭和20年8月12日、海軍飛行隊仮設基地に集まった山中総一郎少尉ほか、3名の隊員たちは、15日の出撃に備え、準備に余念がない。しかしその前日、本部から、出撃は一機だけとの連絡が入る。誰が搭乗するのか、運命はくじ引きとなるが…。

FANZAより引用)

 

監督:小林悟

出演:工藤正人/戸田有次郎/坂入正三

 

若杉光夫監督の作品と同名(1953)ですが、違います。ゲイ映画です。これだっていうタイトルは重複するもんですけどね。

昭和二十年八月、隊員たちは特攻の準備をしていた。飛行機はまだこない。訓練をし、酒を飲み、そして愛し合う。

出撃が決まったとき、くじびきで隊長が向かうことが決まる。しかし、「自分にはなにもないから」と一人の少年が……。その三時間後、戦争は終わった。

単調なトーンのなかで、一人ひとりの孤独が見えてくる。