邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『舞姫』(1951・東宝)

川端康成の同名小説を原作に描く夫婦の物語。考古学者である夫と家庭内別居状態の妻。バレエ教室を営む妻は、夫と別れ新たな道を探そうとするが…。高峰三枝子が妻の心のゆらぎを見事に演じている。本作がデビュー作である岡田茉莉子は初々しくも、女優の貫禄が感じられる。

シネマヴェーラ渋谷ホームページより引用)

 

監督:成瀬巳喜男

出演:山村聰/高峰三枝子/片山明彦/岡田茉莉子/二本柳寛/見明凡太郎/木村功/沢村貞子

 

 

 

 

ぜひ観たいと思っておりました! シネマヴェーラは大混雑。

高峰はかつて好きだった男のことを、夫を持ち、子供が授かっても愛していた。それをわかっている山村との関係は最悪。バレエ学校をでかくしようと話を持ちかけるいや〜な男も高峰を狙っている。そして娘の岡田は、足を怪我してダンサーを諦めた先生を探して……。

それぞれが地獄のなかを生き、そこから出ていこうと唯一する岡田の可憐さ。親たちは……。

岡田のバレエ団の仲良し男子木村功が若い〜。