邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『新・平家物語』(1955・大映)

数多のスターが候補に挙がる中、主役・平清盛役を 射止めたといわれる雷蔵。眉太くましい若武者姿で、白塗り二枚目路線からの脱皮を図った意欲作。 青年時代の平清盛の葛藤と共に、武士階級が公卿に取って代わった時勢の動きを体感できる歴史大作。

市川雷蔵映画祭より引用)

 

監督:溝口健二

出演:市川雷蔵/久我美子/林成年/木暮実千代

雷蔵めちゃ太眉!

かっこよ〜!

しかし貴族から武士の時代へと流れていく中での武士たちの苦悩、そして貴族の怠慢よ。実際に戦っているのは武士だってのに、貴族の連中はろくな評価もしやしねえ、と。

若き清盛(雷蔵である)は成り上がることを決意するのであった。

にしても溝口、やっぱ画面が美しい。