邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『青春の抗議』(1957・日活)

大自然のふもとの小さな町。保吉は戦争で父母を失い、姉のミツ子と二人で、この町で古道具屋を営む伯父夫婦の家に引き取られた。清らかで神秘な雪山を背景に若鮎の如く純真な青年男女が無理解な大人に歪められることなく育まれて行く思春期物語。

(Prime VIdeoより引用)

 

監督:堀池清

出演:津川雅彦/浅丘ルリ子/南田洋子

雪深き村。大学に行きたい津川、そしてお転婆な浅丘。二人が話しているところを女学生に見つかり男女交際しているのかと噂に(! さすが石坂洋次郎原作)。そして津川の姉が実家に戻ってくる。姉の友人で津川らの教師である南田も悩むのだが。

津川はおぼこいっつーかなんつーか、女性に対して潔癖。その上進路が望みどりにいかなそうで憤っている。そんなとき津川と浅丘はスキーに行くんだけど、そこでなんとなく心通いあったものの、雪山にいる猟師のいたずらでスキー板を流されてしまい、遭難騒ぎに。

軽蔑していた姉の旦那に救出され、そして周囲の大人に大して見方を変えた津川でした。

ちなみに冒頭の教室シーンで津川の後ろの席にいるのは小林旭。なんやかや目立つ。