きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『十七才の逆襲 暴力をぶっ潰せ』( 1960・第二東映東京)

死刑囚の息子で孤児院育ちの「ジェットのサブ」は十三年前に仕組まれた恐るべき暗黒街の罠を発見。単身悪に立ち向かう──。主人公と同じ十七歳の松方弘樹が主演デビュー。新鮮な魅力をスクリーンいっぱいに叩きつけた。

ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用)

 

監督:日高繁明

出演:松方弘樹/北原しげみ/波島進/梶すみ子/菅井一郎/松本克平/佐々木孝丸/小林重四郎/本郷秀雄

 

いや〜!

松方弘樹って、松方弘樹って!

 

かわいいな(笑)。

 

かなり素直な芝居で、若さ炸裂! ってかんじだ。

姉と二人暮らしのバイク乗り松方は、クリーニング屋の兄貴のかっこよさに弟子入り志願、その妹と恋をするのだが、

そこに姉の勤めるバーでの麻薬騒動がからみ、兄貴と姉さんができちゃうし、組織の本当の悪は!? という展開。

 

もう一回言っとくけど、かわいいな(笑)。

これが後々、芝居っけたっぷりの俳優になるのかあ。

ラピュタ阿佐ヶ谷で観たんだけれど、松方弘樹のある意味棒読み芝居に笑いの声。

みんな謎に保護者みたいな目線になっているのが新鮮でした。

 

なんかケンカのシーンもまるで振り付けみたいな感じなんだけど(笑)、それもまた、なんかいい。