きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『パンチ野郎』(1966・東宝)

ロバート・キャパを目指す黒沢年男はアフリカ密航に失敗し…。音楽、車、ファッション、インテリア…オシャレでモダンでイカしてる東京のエネルギーが弾ける日産自動車協賛の一作。ポマード・キメキメ髪型のナンパ・レーサー内田裕也(「興奮しちゃったらしいぞ」が口癖)が最高!友人役の和久田は慶応在学中に平凡パンチ東宝共催スカウトに黒沢とともに合格したが、本作が唯一の出演作になった。

シネマヴェーラ渋谷ホームページより引用)

 

監督:岩内克己

出演:黒沢年男/内田裕也/和久田龍/星由里子/松本めぐみ/砂塚秀夫/沢井桂子

 

めちゃめちゃ面白かった。若大将を意識してかの若大将ギャグ(笑)。

黒沢年男は女の子にモテモテ、まさかの平凡パンチ編集部にカメラマンとして入ったり、金持ち娘の自演誘拐からの奪還からのみんなでジェットスキー、カーレースでの恋の対決(こちらは友達の和久田龍こと超絶長身男子が大活躍)、そして麻薬組織の根城をつきとめて、などなど。

女にモテるが女に弱いってのがいいよね。

なんかあの頃の青春、やたらいろんなことするな(笑)。

最初アフリカに行こうとした黒沢、晴れてラストはアフリカにいけることに。

 

なんか、若い頃の黒沢年男って、昔の同級生ににてるんだよなあ。どうでもいい話ですが。