「狂った舞踏会」「狩人たちの触覚」など、常に衝撃作を出し続けてきた佐藤監督の真骨頂とも言える傑作!新宿の街を舞台に、フェチスト、SM性癖、不潔恐怖症、盗聴癖など、一癖もふた癖もある男達の群像が血しぶきを呼び起こす!冴えわたる佐藤ワールドが炸裂する!!
(FANZAより引用)
監督:佐藤寿保
出演:根本善久/荒木裕一/正岡邦夫/田中要次
引きこもっている通り魔殺人犯の男の子、絵が描けない男の子(しかもパトロンが田中要次!)のボーイミーツボーイ、と書いたらなんか綺麗な話に見えるかもしれないが?
二人は愛し合うのだけれど、田中が通り魔少年をレイプ。少年は帰宅し、彼が思い悩んでいた姉夫婦のセックスの声が聞こえた時、発狂し(というか意識失い)めったざしにして殺害してしまう。
二人は再会し、再び愛し合い、逃亡を図るのだが……。
音を盗み聞きしてきた狂った男に刺されてしまう。
二人の血が混じる。
ところでこの芸術性。そして底なしの暗さ。エロい気分で観にきた客はどういうテンションだったのだろうか(笑)。
いや、みんな映画なんて見ていないのか。