やっぱり気になった人のエッセイや随筆を読みたいものである。しかし小津安二郎、今現在まとまったエッセイ集はどれも品切れ、いちおうみすず書房から『東京物語』のシナリオがメインのちょっとだけ収録したものはでている。
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これとか増刷してくんないかな〜。
というわけで、映画を観りゃいい、そんだけ、かもしれないが、やっぱり本も欲しい。なぜならオタクはグッズがほしいものだから。
なので、無印良品のシリーズを紹介します。
「ずっといい言葉を文庫本で。人とものをつなぐ「人物シリーズ」です。」
だ、そうで、柳宗悦に花森安治、白洲正子に伊丹十三などなど、うーむ、ちょっとお高い。そしてそれぞれがしっかり「豊かな美的生活」をしていそうな人々がラインナップされている。
このシリーズがいいのは、さすが無印、各人のおきにいりの品の写真あり、です。小津安二郎はやっぱページを開いたら例のピケ帽。お言葉集あり、エッセイあり。薄いながらなかなか充実。
いろんな本に収録されてる(ように思うんですが)、自作解説もあり、最初の一冊としてはいいのではないでしょうか。
でも、無印の本、売ってる店舗は多分大きいところなんだよね。うちの近所の無印では見当たらない。いや、もしかしてひっそりあるのかもしれないが。出会いって偶然と奇跡だね。
(と、いうわけでしばらく毎日更新はお休み! ちょっと早いですが、来年お会いしましょう、本年はお世話になりました!)