ある山間の田舎町を舞台に、バスの運転手と女車掌が伸び悩む客足をなんとかしようと奮闘する──。井伏鱒二の短篇『おこまさん』の映画化。数々の名作を生みだした成瀬巳喜男監督と高峰秀子はこの作品で初めて顔をあわせた。
(ラピュタ阿佐ヶ谷ホームぺージより引用)
監督:成瀬巳喜男
出演:高峰秀子/藤原鶏太/夏川大二郎/清川玉枝/勝見庸太郎/榊田敬治/山川ひろし
春のラピュタ阿佐ヶ谷のモーニングは、高峰秀子さん特集。しかしやはり半端ない数ありますので、今回は「少女スタア時代篇」である。
にしても、バスの車掌(昔はお客さんのお金のやりとりとかアナウンスをしている女性が運転手の他にいるんですね)の高峰秀子、かわいすぎ! そりゃみんな好きになるべや〜。笑ってくれるだけでキュンです。
田舎のオンボロバスは、ライバル会社のバスに負け気味。盛り返そうと運転中にバスガイド的なことをしてみたら、となり、文章作りにちょうど逗留中の作家先生(なんかかわいい。温泉でばしゃばしゃやってたり、とぼけてる!)にたのむことに。うまくできたと思ったその矢先、バスが事故を起こしてしまう。
どうなるんだ!? 社長はいい加減でなんならいつでもバス事業やめそうだぞ!?
田園風景とのんびりした人々、そして高峰秀子。
ほのぼのとした楽しい一本。都会に疲れた人は、ぜひ。
DVDあります。