きたはら邦画

午前0時の旧作日本映画案内

『初恋カナリヤ娘』(1955・日活)

物陰から現れた奇怪な黒服の男がアパート「トナリ荘」へと入っていった。このアパートには、与太者、凄い肉体美人、バンド部員の下っ端、中年婦人など変った人種が住んでいる。 神楽坂浮子の歌とフランキー堺のジャズと珍演技をもって、喜劇界に新風を吹き込む笑いと甘さの歌謡爆笑篇。

(Prime Videoより引用)

 

監督:吉村廉

出演:フランキー堺/丹下キヨ子/小林桂樹

 

フランキー堺を見ると劇団ひとりを思い出し、劇団ひとりを見るとフランキー堺が脳裏を掠める。わたしだけ?

どちらも芸達者。

さて、小鳥屋の娘は歌手になりたい。向かいのアパートに住む岡田真澄に、歌える店を紹介してもらうことになるのだが、どうもふんぎりがつかない。

そしてフランキー堺はアパートに越してきたなんか横柄だけれど色気のある女を店に紹介することに。

そして、その女は小鳥屋の彼女の母親だった!

もちろん母娘涙の再会、そして歌のオンパレード。

短いながら幸福な気分で観ていられる。にしてもフランキー堺は芸達者。