邦画と銭湯

映画を観て風呂に入るブログ

『若いふたり』(1962・日活)

バラ色の雲が流れてく、若いふたりの夢の空。小さな幸福見つめて歩く愛と希望の並木道! 若い日の人間の情熱と善意、そしてそこから生まれる美しい愛情―青年ドラマーと歌手とを中心にくりひろげられる美しい恋愛を描いた作品。

(Prime Videoより引用)

 

監督:堀池清

出演:山内賢/松尾嘉代/小高雄二

 

ドラマーになりたい山内、姉や父からも就職して欲しいと言われているが、どうしても音楽をやりたい!

兄貴分の小高は実はヤク中(にしてもこの手の音楽業界ものは大体麻薬に身を堕とすね)。小高の代役としてスターになる。

そんなときに出会ったのが小高の妹、松尾。二人は恋に落ちるわけだが。

小高は父が後妻を迎えたことに反発して一家とは疎遠になっていた。親父が病気、入院しなくてはならないが、金はない。松尾は小高を訪ねるのだが……。

山内と松尾がうまくいったと思ったら小高が逮捕(しかも山内に逆恨み! まあ後ほど和解すっけど)。山内のほうは小高をゆすっていた男たちに襲われ、ドラマーを辞めようとするも、今度は家族側が山内の金を当てにする始末。

そして山内の姉が松尾に、別れろといいだして。

 

タイトルは山内の友人役で出ている北原謙二の「若いふたり」。でだし、聞き覚えあるな〜。

www.youtube.com

 

さて、困難はあれど、山内と松尾はふたりで生きていこうと決心するのでした。